アル・ヒラルなどサウジ勢は強力だ photo/Getty Images
注目は西地区に集まっている
18日より、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2023-24の戦いがスタートした。
何と言っても注目はサウジアラビア勢だろう。
タレント力だけで見るならば、このACL西地区に入っているサウジの3クラブは優勝候補となるだろう。『ESPN』もサウジアラビアのアジア支配が始まるシーズンになるかと注目する。
「サウジアラビアのサッカー界は、世界的スーパースターを獲得すべく巨額の資金を投じてきた。これにより、ACLの様相は劇的に変わる可能性がある。そしてそれは一定期間続くかもしれない」
「理論上、サウジプロリーグのクラブの中にはヨーロッパでも挑戦できるほど強力なタレントを抱えたところもある」
さっそく行われたグループ第1節では、アル・イテハドが3-0でFCアルマリクを撃破。アル・ヒラルはウズベキスタンのPFCナフバホールと1-1で引き分けたが、それでも戦力的にアル・ヒラルがグループステージでもたつくシナリオは想像しづらい。
一方で同メディアが気にかけるのは、昨年のアジア王者浦和レッズを含む日本勢だ。日本からは横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府、川崎フロンターレ、浦和レッズが参戦しており、東地区において日本勢も特別な勢力だ。
やや失礼だが、同メディアは昨季ファイナルでアル・ヒラルを撃破した浦和の顔ぶれを地味だったと振り返っている。海外のスターをかき集めるサウジアラビアやカタール勢に比べれば地味かもしれないが、Jリーグ勢には彼らに負けぬ組織力がある。
ACLでJリーグ勢とサウジアラビア勢のファイナルを見てみたいところだが、果たして世界が注目するサウジアラビアのスター集団たちはいきなりアジアを制するのか。