仏代表の“センターフォワード1番手”は誰になる インテルで大...の画像はこちら >>

インテルで活躍するテュラム photo/Getty Images

ジルー、コロ・ムアニもいるが……

現世界屈指のタレント集団の1つであるフランス代表では、次々と嬉しい悩みが出てくる。

注目されるのは、センターフォワードの人選だ。

今月5日に発表された代表メンバーでは、ミランFWオリヴィエ・ジルー、パリ・サンジェルマンFWランダル・コロ・ムアニ、インテルFWマルクス・テュラムが招集を受けており、サイズもある3人はセンターフォワード候補だ。

そこにキリアン・ムバッペ、アントワーヌ・グリーズマン、ウスマン・デンベレ、キングスレイ・コマンらが絡む構図となり、スピード勝負からパワー勝負まで何でもこなせるアタッカーが揃っている。

このうち仏『Foot Mercato』が注目したのは、移籍したインテルで見事な働きを見せるテュラムだ。昨年のワールドカップ・カタール大会の時点ではFWのバックアッパーといった立ち位置だったが、インテルではラウタロ・マルティネスの相棒として高い評価を得ている。

経験豊富なジルーも代表監督ディディエ・デシャンお気に入りのFWではあるが、同メディアはテュラムがセンターフォワード1番手になっても不思議はないと見ている。

テュラム本人もそこを目指しているようで、主力としてEURO2024に臨みたい考えだ。


「代表で先発に?それはすべてのフランス人選手の目標だよ。僕にとっても子供の頃からの夢だ。僕は常に同じ目標を持ってる。それは、最高の自分を目指すことだ。毎日進歩したい。もちろん今日もね」

今夏にテュラムはインテルへ、コロ・ムアニはPSGへと移籍したが、ここまで上手くいっているのはテュラムの方だ。
ラウタロと同じようにムバッペやグリーズマンとも連携できるはずで、テュラムが代表でも一気に序列を上げてくるのか注目される。