世代でも中心的な存在であるチェルキ photo/Getty Images
A代表でもおかしくない顔ぶれ
対戦相手が格下のキプロスだったとはいえ、U-21欧州選手権予選を戦うU-21フランス代表が大爆発した。
U-21欧州選手権予選でグループHに入るU-21フランスは、ここまで無傷の3連勝を記録。
ティエリ・アンリが率いるU-21フランス代表は、何と言ってもタレント力が凄まじい。
18歳ながらトゥールーズの守護神を務めるGKギヨーム・レステス、17歳でリールのセンターバックを務めるレニー・ヨロ、中盤にはチェルシーへ移籍した19歳のMFチムアンヤ・ウゴチュク、パリ・サンジェルマンで絶対の主力となっている17歳のウォーレン・ザイール・エメリ、南野拓実が所属するモナコで印象的な活躍を見せるマグネス・アクリウシェ。
リヨンの天才肌MFラヤン・チェルキ、前線にはビッグクラブが目をつけるRCランスFWエリー・ワヒ、パリ・サンジェルマンからレンヌに移籍して出番を増やしているFWアルノー・カリムエンド、今夏PSGに加入したFWブラッドリー・バルコラ、バイエルンで圧巻の働きを見せる18歳のFWマティス・テルといったタレントが揃う。
最終ラインではチェルシーDFマロ・グスト(20)、ライプツィヒDFカステロ・ルケバ(20)もこの世代の選手で、1試合ずつU-21欧州選手権予選でプレイしている。
フランスは予選3試合を終えて15ゴール1失点と見事なスタートを切っており、上記のように顔ぶれが普通ではない。
すでにA代表でプレイできるであろう実力者が揃っており、フランスの育成力は群を抜いている。U-21欧州選手権でも優勝が期待される世代で、同国のレジェンドである指揮官アンリが彼らをどう育ててくるのかも楽しみだ。