アトレティコの攻撃を引っ張るグリーズマン photo/Getty Images
リーグ制覇へカギを握る選手
リーガ・エスパニョーラ得点王も射程圏内かもしれない。理想的なスタートを切ったのは、アトレティコ・マドリードFWアントワーヌ・グリーズマンだ。
グリーズマンは21日に行われた第10節・セルタ戦でハットトリックを記録。リーグ戦9試合で7ゴールと快調に飛ばしており、得点数はレアル・マドリードMFジュード・ベリンガムの8ゴールに次ぐリーグ第2位だ。
スペイン『Mundo Deportivo』は9試合で7ゴールはグリーズマンにとって過去最高のスタートと取り上げており、「史上最高のグリーズマン」とパフォーマンスを絶賛する。
鉄人ぶりも相変わらずで、アトレティコでの戦いに加えてフランス代表でもフル稼働だ。中盤で攻守両面にハードワークしており、その貢献度はかなりのものだ。
アトレティコも7勝1分1敗と良いスタートを切っており、現在はリーグ4位につけている。レアル・マドリード、バルセロナの2強は強烈だが、両チームとも圧倒的な強さとまでは言えない。今季はアトレティコにもタイトル獲得のチャンスがあるはずだ。
アトレティコは2020-21シーズンにリーガ・エスパニョーラを制しているが、当時のグリーズマンはバルセロナへと移籍していた。豪華なキャリアではあるものの、グリーズマンはまだリーガを制したことがない。
32歳を迎え、そろそろリーグタイトルが欲しい頃だろう。今季は1つのチャンスとなるはずで、グリーズマンが今後も得点を量産できるならば可能性は高まる。