南野に向かって衝撃キックミスも…… ドンナルンマは《GK世界...の画像はこちら >>

PSGのゴールを守るドンナルンマ photo/Getty Images

失点に繋がる致命的なミスも目につく

今では世界TOP5に入るGKとは言いづらいかもしれない。パリ・サンジェルマンの守護神ジャンルイジ・ドンナルンマの評価が揺れている。



イタリア代表の守護神でもあるドンナルンマが若い頃より高い評価を受けてきたのは確かだが、PSG移籍後はパフォーマンスが安定しない。スーパーセーブを披露する時もあるのだが、そんな良いシーンが一瞬で消えてしまうような致命的ミスが目立つのだ。

PSGは28日にチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節でニューカッスルと対戦したが、ドンナルンマはこのゲームでも相手のミドルシュートを正面に弾いてしまい、それをFWアレクサンデル・イサクに押し込まれている。簡単なシュートではなかったが、ワールドクラスのGKであれば外へ弾き出してほしいところだったか。

さらに国内リーグでも先日のモナコ戦でキックミスをしてしまい、そのボールを受けたFW南野拓実に豪快な左足シュートでネットを揺らされている。

仏『RMC Sport』もドンナルンマのパフォーマンスを問題視しており、不安定との印象が拭えないと批判する。

「24歳のドンナルンマは信じられないほどのセービングを生み出す能力を持っているが、不安定な空中戦や足下のテクニックなど、いつでもこじ開けられるとの印象もある」

特に足下の技術には課題がある。今季よりチームを指揮するルイス・エンリケはGKにも繋ぐ技術を求めているが、ドンナルンマは前述のモナコ戦のように致命的なキックミスもある。

現代では足下の技術もGKに必須となっており、時折見せるスーパーセーブだけでは不十分か。まだまだ失点に繋がるミスも目立つドンナルンマは課題も多いと言えそうだ。

編集部おすすめ