カメルーン代表でもプレイするエンクドゥ(左) photo/Getty Images
サウジアラビア国内リーグで大ブレイク
現在のサウジアラビア国内リーグでは、アル・ナスルFWクリスティアーノ・ロナウドがさすがの活躍で20ゴールを記録しており、得点ランク首位を走っている。
それを17ゴールでアル・ヒラルFWアレクサンダル・ミトロビッチが追走しているのだが、得点ランク3位まで数字を伸ばしてきたカメルーンの点取り屋も見逃せない。
14ゴールまで数字を伸ばしてきたのは、ダマクFCでプレイする28歳のカメルーン代表FWジョルジュ・ケヴィン・エンクドゥだ。
知名度的には、ロナウドとミトロビッチに歯が立たないだろう。フランスのナント、マルセイユ、イングランドのトッテナム、トルコの名門ベシクタシュなどでもプレイしてきたのだが、目立った結果は残せていなかった。
ダマクFC入りを決断したのは昨夏のことだが、この判断はエンクドゥにとって当たりだろう。今季ここまで17試合で14ゴールと得点力が開花しており、充実の時を過ごしている。
若い頃は世代別フランス代表でもプレイしていたが、2022年にカメルーン代表を選択。
サウジアラビアでの活躍からアフリカ・ネイションズカップ参戦と、エンクドゥのキャリアでは今がベストな時間だろう。2026年のワールドカップへ向けた戦いでもカメルーン代表の主力となるはずで、サウジアラビア国内リーグで狙うは得点ランク首位のロナウド超えだ。