ソシエダはどこまで進めるか photo/Getty Images
国王杯制覇は現実的な目標だ
レアル・ソシエダの夢はどこまで続くのか。ここからの2週間は、今季の運命を決めるものとなる。
まずは23日にリーグ戦でビジャレアルと戦い、その後27日にマジョルカとのスペイン国王杯準決勝2ndレグだ。1stレグはスコアレスドローに終わっていて、実力的にはソシエダの方が上だ。マジョルカには18日にリーグ戦で2-1と勝利していて、そこではMF久保建英もゴールを決めている。良いイメージを持ってマジョルカとの国王杯準決勝2ndレグに臨めるのではないか。
そして3月5日には、パリ・サンジェルマンとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグだ。敵地での1stレグは0-2で敗れてしまったが、ホームでの戦いならば状況を変えられるかもしれない。格上との戦いだが、ソシエダが狙うはベスト8の世界だ。
スペイン『as』もこの2週間が今季最大の勝負ポイントになると見ていて、この2週間にソシエダの夢が詰まっている。
「レアル・ソシエダは大きな夢を抱いている。現在は、今季最も重要で決定的な戦いに臨むための準備をしているところだ。国王杯・準決勝でマジョルカを撃破し、決勝へと進む。そしてチャンピオンズリーグでPSGを破る。
CLのタイトルは厳しいが、国王杯のタイトルは不可能な目標ではない。すでにレアル・マドリード、バルセロナは敗退していて、準決勝もう一つのカードはアスレティック・ビルバオとアトレティコ・マドリードが争っている。どちらも良いチームだが、ソシエダが決勝で彼らに勝つ可能性も十分に考えられる。
何とかタイトルを手にしたいところだが、久保は頂点へとチームを導けるだろうか。ここからの2週間は極めて重要な時間だ。