マンチェスター・シティで活躍するフォーデンphoto/Getty Images
驚異の稼働率
今季のサッカー界を席巻しているジュード・ベリンガム。昨夏にボルシア・ドルトムントからレアル・マドリードに移籍してからの目覚ましい活躍は、多くのファン魅了している。
ベリンガムは20歳という若さながらイングランド代表では10番を背負うなど、スーパースターの座を確実にしている。しかし、同じイングランド代表チームには、もう1人若手ながら10番を背負うにふさわしい選手がいるのではないだろうか。
マンチェスター・シティで活躍するフィル・フォーデンだ。彼は今季公式戦44試合をプレイし、21ゴール10アシストという記録を残している。ベリンガムは32試合20ゴール10アシストだが、試合数が違うために比べることは難しい。
ただフォーデンの凄さはゴールやアシストだけではない。今季はこの試合数でも怪我での欠場は1試合もない、さらにプレミアリーグに限っては31試合中22試合で90分フルでプレイし続けており、タフに戦うことができるのも持ち味だ。
ハードワークをこなしながらも、常にチームの中心として勝利に貢献し、結果を残し続けられるフォーデンの強さ。ベリンガムと同じく、イングランド代表の核となれる素質を持ち合わせていると言っていいだろう。そんな若きスター2人を擁するイングランド代表は今年のEURO優勝候補であり、要注目だ。