上田綺世のライバルFWの評価急降下…… まさかの得点ペース失...の画像はこちら >>

フェイエノールトのエースとなっているヒメネス photo/Getty Images

ビッグクラブからの関心も冷めてきたか

オランダ・エールディヴィジではPSVのFWルーク・デ・ヨング、AZのFWエヴァンゲロス・パヴリディスの2人が26ゴールを決め、得点ランク1位で並んでいる。

その流れに後れてしまったのが、フェイエノールトFWサンティアゴ・ヒメネスだ。

前半戦のヒメネスは8試合連続得点を記録するなど大活躍で、当初はパヴリディスとヒメネスが激しい得点王争いを展開していた。

しかし、ヒメネスは年明けから急失速。今年に入ってからはリーグ戦、ヨーロッパリーグ合わせて14試合で4ゴールとペースが落ちており、現在は21ゴールで得点ランク3位となっている。これでも悪くない数字だが、前半戦に比べるとインパクトが弱い。

前半戦のパフォーマンスによりビッグクラブからの関心も伝えられてきたが、元オランダ代表選手のレネ・ファン・デル・ハイプ氏はビッグクラブも冷めてきたのではないかとヒメネスのパフォーマンスを問題視している。

「彼の衰えはあまりにも大きい。
彼は最終的にビッグクラブに行くことはないだろう」(『MARCA』より)。

気になるのは、フェイエノールトでヒメネスに次ぐ2番手FWの位置に入るFW上田綺世だ。当初の想定では、ヒメネスが今夏にビッグクラブへ移籍し、空いたセンターフォワードのポジションに上田が入るとのプランもある。

しかしヒメネスがビッグクラブへ向かわない場合はシナリオが変わってくるか。今年に入ってからのヒメネスに厳しい声もあるとはいえ、ここまでのエールディヴィジにおける実績ではヒメネスが圧倒的に上だ。上田は思うように得点数を稼げていない状況で、現状はヒメネスと差がついている。


ヒメネスの動きは上田にも影響を与えるだろうが、ヒメネスは今夏どう動くのか。