アーセナルの守備を支えてきたマガリャンイス photo/Getty Images
1対1の戦いに負けない圧巻の強さ
アーセナルDFウィリアム・サリバとガブリエウ・マガリャンイスは、どちらがハイレベルのセンターバックなのか。一部ではサリバの方を評価する声が多いかもしれない。
サリバが現在のプレミアリーグ最高クラスのセンターバックであることは間違いないが、元マンチェスター・ユナイテッドDFリオ・ファーディナンド氏はマガリャンイスの方をプッシュする。
英『Football London』によると、ファーディナンド氏もサリバの能力は高く評価している。しかしマガリャンイスの好戦的な守備スタイルが好きなようで、マガリャンイスの方が優れているとの持論だ。
「サリバが今季のアーセナルで最高のDFだとは思わない。センターバックのペアとしては、サリバとガブリエウの今季は完璧だよ。だけど個人のパフォーマンスとしては、ガブリエウがサリバを僅かに上回っていたと思う。いずれにせよ、私が見たゲームではそう言えるね」
「サリバの方が優れているように見えるところもあると思う。彼はよりクリーンだし、冷静なDFだ。一方でガブリエウはより好戦的なDFだと思うし、1対1のデュエルを望んでいる。彼は常にコンタクトを望んでいる選手で、今季の彼はそれが本当に上手い。ほとんどのデュエルで勝っているよ」
トータル的に冷静なセンターバックはサリバの方かもしれないが、マガリャンイスはよりハードに戦えるセンターバックとも言える。優劣をつける必要はないが、ファーディナンド氏はマガリャンイスのことをもっと高く評価すべきとの考えのようだ。