トッテナムでの将来が期待されるムーア photo/Getty Images
アンダー世代でゴールを量産
7月27日に行われたヴィッセル神戸VSトッテナムの親善試合は、3-2でトッテナムが勝利を収めた。
このゲームで決勝ゴールを決めたのは、16歳のFWマイキー・ムーアだった。
プレシーズンとはいえ、16歳の若さでチャンスをもらっているムーアとは何者なのか。クラブのアカデミーで育ってきたムーアは、U-18のカテゴリーで24戦19ゴール13アシストと圧巻の成績を残している。世代別イングランド代表でもプレイしており、U-17のカテゴリーでは12戦10ゴールを記録している。
この数字を見れば、トッテナムのサポーターはどうしてもFWハリー・ケインと比較したくなるだろう。同じくトッテナムで育ったケインは、バイエルンへ移籍する昨夏までトッテナムでゴールを量産し続けた。
英『BBC』もムーアがNEXTケインになるか注目しているが、ケインもトッテナム時代にはU-18のカテゴリーで13戦9ゴール9アシストの成績を残している。
「16歳のムーアがNEXTケインになると断言するのは時期尚早ではあるが、アカデミーレベルでの2人を比較するのは面白い。まだ16歳のムーアに過度な期待は禁物とはいえ、サポーターが彼の将来に興奮しないのは難しいだろう」
同メディアはこのように取り上げており、ムーアの未来に期待をかけている。ムーアの場合は左のウイングでもプレイする多才な選手ではあるが、トップチームのゴールマシーンになれるのか。期待は膨らんでいる。