マンチェスター・シティでプレイするコバチッチ photo/Getty Images
30歳となりキャリアの晩年を迎えているコバチッチ
24-25シーズンのプレミアリーグで開幕から3連勝と素晴らしいスタートを切ったマンチェスター・シティ。
その3試合で輝きを放っていたのがマテオ・コバチッチだ。今季はロドリがEURO2024で負った怪我の影響で出遅れており、クロアチア代表MFが代役としてアンカーを務めている。ここまでのパフォーマンスは素晴らしく、ロドリ不在の穴を完璧に埋めたといっていいだろう。
そんなコバチッチだが、今夏移籍する可能性があったようだ。英『Manchester Evening News』によると、そのクラブはサウジ・プロリーグのアル・ナスルで、週給が現在の給与の6倍となる84万ポンド、日本円にして約1億5800万円のオファーを提示する用意があったようだ。
これが現実にならなかったのはアル・ナスル側の問題で、選手登録の関係でコバチッチを獲得するには、サディオ・マネとアンデルソン・タリスカの放出オペレーションを進める必要があったという。結局この2人は残留しており、コバチッチの移籍が成立することはなかった。
同紙によると、コバチッチ獲得をクラブに進言していたのはレアル・マドリード時代のチームメイトであるクリスティアーノ・ロナウドだと判明している。アル・ナスルにはクロアチア代表のマルセロ・ブロゾヴィッチも在籍しており、彼からも助言があったと予想できる。
アル・ナスルはコバチッチを諦めていないようで、今冬に再び獲得を目指すという。シティでの立ち位置をみると放出の可能性は限りなく低そうだが、どうなるのか注目したい。
Beats two and bends it in!
— Manchester City (@ManCity) August 18, 2024
Sensational, @mateokovacic8 pic.twitter.com/lCHyyhu06X