南米予選でも苦戦続くブラジル photo/Getty Images
流れを変えられるのはネイマールだけ?
FWネイマールがいなければブラジル代表は勝てないのだろうか。そろそろネイマールが負傷離脱してから1年の時が経とうとしているが、この約1年の成績は何とも寂しいものだ。
ブラジル代表の過去14試合を振り返ると、始まりは昨年10月のワールドカップ南米予選・ベネズエラ戦(1-1)からだ。この5日後に行われたウルグアイ戦でネイマールが負傷してしまい、チームも0-2で敗れた。
そこからネイマール不在の戦いが始まり、コロンビア(1-2)、アルゼンチン(0-1)と連敗。スペイン、アメリカとの親善試合はドローに終わり、コパ・アメリカでもコスタリカ、コロンビアと引き分け、ベスト8ではPK戦の末ウルグアイに敗れた。
この14試合で勝ったのは、イングランド戦(1-0)、メキシコ戦(3-2)の親善試合2試合と、コパ・アメリカでのパラグアイ戦(4-1)、そして今月行われた南米予選でのエクアドル戦(1-0)の4試合だけだ。
あのブラジルが14試合で4勝だけとは衝撃的で、SNS上では「ブラジルはアイデンティティを失ってしまった」、「ブラジルがW杯に出場できるか本当に疑わしくなってきた」など、厳しい声が出ている。
明らかに悪い流れの中にあるのは明らかで、これを変えられるのはネイマールだけなのかもしれない。