一昨季までシティでプレイしていたパーマー photo/Getty Images
一年での買い戻しとなるか
15-16シーズンにヴォルフスブルクからマンチェスター・シティに加わったケビン・デ・ブライネ。加入から現在までの10シーズンで、388試合に出場し、103ゴール171アシストを記録しているシティの大エースだ。
しかし、近年は怪我での離脱が増えており、現在もハムストリングの負傷でチームを離れている。シティとの契約は今季限りとなっており、このまま離脱が長引けば、今季がシティでの最終年になる可能性もある。
そんなベルギー代表MFの後釜としてレヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツやバイエルンのジャマル・ムシアラの名前が挙がっているが、前者はレアル・マドリード行きが決まっていると言われており、後者は残留が濃厚となっている。
『caughtooffside』によると、ペップ・グアルディオラ監督はデ・ブライネの後釜としてチェルシーのコール・パーマーをクラブに獲得するよう要請したようだ。チェルシーは1億5000万ユーロ、日本円にして約244億円を要求するとみられている。シティは4700万ユーロでパーマーを放出しており、約3倍の値段で買い戻すことになるのだろうか。
パーマーはU-8時代からシティに所属しており、23-24シーズンにチェルシーへ移籍している。チェルシー移籍後は素晴らしい活躍を披露しており、昨季はアーリング・ハーランドに次ぐ得点数をプレミアリーグで記録している。
シティ時代は先輩に遠慮して控えめなプレイに終始していたパーマーだが、自身が王様になれるチェルシーでは躍動しており、再びスカイブルーのユニフォームに袖を通すことになるのだろうか。