様々なビッグクラブを指揮してきたベニテス photo/Getty Images
リヴァプールのレジェンドを絶賛
これまでリヴァプール、インテル、ナポリ、レアル・マドリード、チェルシーなどそうそうたるビッグクラブで指揮を執った経験があるラファエル・ベニテス氏。
名将の1人であるベニテス氏はこれまでクリスティアーノ・ロナウドやルカ・モドリッチ、フェルナンド・トーレスなど多くのスター選手らを指導してきた。
そんな同氏はポッドキャスト『It Was What It Was』の中で、これまで指導した中でスティーヴン・ジェラードが最高の選手だったと語った。
「私たちが知り合った当初、彼はとてもいい人だった。完璧な選手という意味で言えば、スティービー(ジェラードの愛称)にはパワーがあり、ゴールを決めることができる。空中戦も強く、両足とも使える。遠距離からでもシュートを打つことができ、PKやパス、コーナーキック、フリーキックも得意だ」
「必要なら守備もする。彼はエネルギーに満ち、よくトレーニングをしていたし、優秀なプロフェッショナルだった。彼について重要なのは、彼は最初からボックス・トゥ・ボックスのミッドフィールダーであり、徐々にゲームを理解していったということだ。彼はあらゆる可能性を秘めていたし、ポジションや判断力も後から良くなっていった。でも最初から素晴らしかった」
リヴァプールのレジェンドであるジェラードはベニテス氏と6年間共に働き、292試合に出場。同監督のもとでFAカップとチャンピオンズリーグのタイトルを手にしている。
ジェラードは自叙伝『マイ・ストーリー』にてベニテス氏について綴っていたが、「僕らの間には絆と呼べるものはない」と関係性はそこまで深くなかったことを暴露していた。しかし、長年指導者をしてきたベニテス氏にとってジェラードの多才さは他のレジェンドたちと比較しても優れていたようだ。
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