チームを勝利に導く2Gを決めたトナーリ photo/Getty Images
昨シーズンはほぼ出場できず
カラバオカップ準々決勝でブレントフォードと対戦し、3-1の勝利を飾ったニューカッスル。
この試合で2ゴールを挙げる大活躍を見せたのがイタリア代表MFサンドロ・トナーリ(24)だ。
今シーズンは再起を誓うシーズンとなったが、リーグでのスタメンは14試合中7回となっており、ジョエリントンとブルーノ・ギマランイスを前に中盤で絶対的な地位を築く事ができていなかった。
そんななか、ブレントフォード戦では圧巻の活躍を見せたトナーリのパフォーマンスに指揮官エディ・ハウも満足しているようで、ようやく本来の調子に戻りつつあることを語った。
「彼は大型契約の選手だ。大型契約の選手にはうまくやって早く定着してほしいものだ。彼はここに長くいるが、サッカーをほとんどしていない。今夜のような夜は、彼とサポーターとの絆をさらに深めるだろう。個人的には彼の活躍を本当に嬉しく思う。サンドロが2得点を決めたのは素晴らしかった。彼の最高のプレイが見られ始めている」(英『BBC』より)
またハウ監督はトナーリのポジションを微調整したことにも触れており、より中盤の深い位置でプレイさせることで同選手の良さが発揮されるようになったことを明かした。
実質今シーズンがニューカッスルでの最初のシーズンとなるトナーリ。収益性と持続可能性に関する規則(PSR)の違反を防ぐために放出候補の1人として考えられているという報道も浮上しているが、ACミラン時代に見せていた輝きをニューカッスルでも見せてくれるのか、注目だ。