UFC世界フェザー級王者への返り咲きを狙うヴォルカノフスキー photo/Getty Images
ファンからの質問に回答
元UFC世界フェザー級王者で、現在同級ランキング1位のアレクサンダー・ヴォルカノフスキーが、自身の中で史上最高だと思うMMAファイター5人を挙げた。
ヴォルカノフスキーは、オーストラリア出身のトップファイターで、総合格闘技の戦績は26勝(TKO 13・サブミッション3)4敗の好成績を収めている。
UFCのP4Pランキングにも常連の打撃を全面に押し出したファイトスタイルが特徴だ。
今回、彼が歴代ファイターのトップ5を挙げたのは、自身のYouTubeチャンネルに寄せられたファンからの質問に答える形で行われた。
ヴォルカノフスキーは真っ先にUFCのフライ級最強とも言われたデメトリアス・ジョンソンの名前を挙げると、現UFC世界ヘビー級王者のジョン・ジョーンズの名前も口にした。
続いて彼は「ジョルジュ・サン・ピエールは間違いなく候補に挙がるでしょう。アンデウソン・シウバも候補に入れなければなりませんし、親友であるイスラエル・アデサニヤも候補に入れます。彼は数々のチャンピオンシップを制覇しており、打撃に関してはUFC史上最高のストライカーだと私は心から思っています」と語り、5人全員を挙げた。
この質問に答えたヴォルカノフスキーも、5度のタイトル防衛を成功させた功績からフェザー級史上最高の選手の一人とも言われるファイターであり、この候補に自分自身を入れてもおかしくはないほどの実力者である。
ただ直近の4戦で3敗を喫していることから、正念場を迎えており、次戦の行方が注目されている。本人は、2025年2月に母国シドニーで開催されるUFC312への出場を目指しているとされ、その対戦相手は前回防衛戦で敗れたイリア・トプリアとの再戦か、フェザー級ランキング2位のマックス・ホロウェイ、または同級3位のディエゴ・ロペスが候補に挙がっているようだ。
もし、この中から対戦相手が決定するとすれば、いずれも強敵であり激闘必至の一戦となることは間違いない。
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