ユナイテッドよりも強いクラブへ移籍できた!? ラッシュフォー...の画像はこちら >>

ラッシュフォードのキャリアは復活するか Photo/Getty Images

見方によってはかなりポジティブ

マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードは、アストン・ヴィラへ買取オプション付きのローンで移籍することになった。ユナイテッドでの居場所はほとんどなくなっていたため、移籍は確実とみられていた。

この移籍にはラッシュフォードにとって大きなメリットがいくつかある。英『THE Sun』は、ラッシュフォードがアストン・ヴィラを選んだ3つの理由を挙げている。

ひとつは出場機会が得られること。ルベン・アモリムのチームでは完全に居場所をなくしており、昨年の12月12日以来プレイしていない。先日のELでもベンチに入れなかったという状況を、ひとまずラッシュフォードは脱することができた。2つ目は、チャンピオンズリーグに出場できること。ヴィラはリーグフェーズ8位で決勝トーナメントへのストレートインを決めており、登録メンバー次第だがラッシュフォードにもチャンスがある。

そして3つ目は、高額の給与が据え置きとなったことだ。ヴィラは週給32万5000ポンドといわれる高給の75%を払うことになり、これからの成績次第では最大で90%を負担することになるという。高給は移籍に際してネックとなっていたため、この条件をヴィラが呑んでくれたのは大きい。なお、夏に買い取る場合は4000万ポンドを要求される模様だ。

ヴィラは順位表でもユナイテッドより上におり、近年の成績でいえばユナイテッドよりも強いクラブだと言っても間違いではない。幼少期より育ったクラブを追われる形となったラッシュフォードだが、見方によってはプラスのほうが大きいかもしれない。ウナイ・エメリのもと復活できるか、これからに期待だ。




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