プレミア7回優勝とCL優勝を経験も…… 元キャプテンのロイ・...の画像はこちら >>

元マン・ユナイテッドのロイ・キーン Photo/Getty Images

ファンではない

マンチェスター・ユナイテッドで黄金期のキャプテンを務めたロイ・キーン氏は『The Overlap』に出演した際、古巣を退団した時のエピソードを交えながら今でも愛着があるのかについて語った。

キーン氏は、マンUで479試合に出場し、多くのタイトルを獲得した。

しかし、同氏はチームの原動力だったにも関わらず、サー・アレックス・ファーガソンとの衝突により物議を醸す形で幕を閉じた。退団する際には感情的になってしまったことを認めており「ユナイテッドを去ったとき、その朝、私は本当に泣いた。車の中で泣いた」と語っている。

当時は涙を流すほど古巣クラブからの退団を惜しんだが、今現在はマンUを応援していないという。以下のように話している。

「これまで所属したクラブにはそれほどの愛着は感じていない。私はマンチェスター・ユナイテッドを応援していないんだ」

「私はクラブがどのように機能しているのか、期待されているのかについてより深い洞察を持っている。でも、私は自身をファンだとは言わない。彼らの結果が私の週末を左右するわけではないからだ」

「『頑張れ、素晴らしい勝利だった』と言って家に帰るつもりはない。私は専門的な視点で見ている」

確かに現在のマンUはキーン氏が在籍していた時の状況とは一変し、厳しい状況が続いている。そして次の試合では、奇しくも同氏が少年時代に応援していたというトッテナム・ホットスパーとの対戦が控えている。両者ともに成績が安定しない中で迎える今節は注目の一戦になるに違いない。
キーン氏は古巣の試合をどのような心境で見守るのか、気になるところである。

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