アトレティコの指揮官ディエゴ・シメオネ photo/Getty Images
試合は計8ゴールの乱打戦に
アトレティコ・マドリードの指揮官ディエゴ・シメオネ監督が、25日に行われたコパ・デル・レイ準決勝1stレグのバルセロナ戦を振り返った。
アトレティコは開始1分にフリアン・アルバレスのゴールで先制すると、その5分後にアントワーヌ・グリーズマンのゴールで追加点。
一気に逆転されたアトレティコだったが、84分にマルコス・ジョレンテが決めて1点差とすると、後半アディショナルタイムにアレクサンダー・セルロートが劇的ゴールを決めて試合は4-4の引き分けに終わった。
合計8ゴールが生まれたこの1stレグの試合をディエゴ・シメオネ監督が振り返り、「信じられないほどの剣闘士のような精神がある。バルセロナには並外れた選手がいるが、我々にもある」と選手たちのスピリットを称賛した。
「1つのゲームの中に複数のゲームが含まれていた。我々は非常に良いスタートを切り、開始6分で2点をリードした。しかしその後我々には改善しなければならないミスがあった。セットプレイで失点するのは良くない。後半の立ち上がりは彼らの方が良かった。スコアは4-2で同点が遠ざかっていたが、このチームにはスピリットがありそれが見て取れた。
セカンドレグに向けてという質問に対しては「まだたくさんの試合が残っていて、多くの試合があり休みもあるので今後どうなるかは分からない…この一連の試合に集中しなければならない。土曜日のビルバオ戦は非常に重要だ。私たちには素晴らしいライバルがいる」と述べ、次の試合であるアスレティック・ビルバオとの試合に目を向けた。
アトレティコは今後、今週末に4位アスレティック・ビルバオとのリーグ戦、4日、12日にチャンピオンズリーグ・レアル・マドリード戦、16日にはリーグ戦で再びバルセロナと対戦し、代表ウィークを挟み、4月2日に2ndレグ本拠地リヤド・エア・メトロポリターノでバルセロナを迎える。3月から4月にかけて大一番の試合が多く組み込まれているが、ここをしっかり乗り越えられるのか。