7得点大勝のアーセナルは「トーナメントの片側で5番目」のチームにすぎない　「昨年から後退していると思う」
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ラウンド16では大勝を収めたアーセナルだが…… Photo/Getty Images

優勝など無理だとファーディナンド

UEFAチャンピオンズリーグ、ラウンド16のPSV戦で7得点を挙げ、決勝ラウンドで7得点を挙げた初の記録をつくったアーセナル。ホームでの2ndレグを終えていないが、これでベスト8進出をほぼ決めたと言っていいかもしれない。



しかし元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、アーセナルは優勝にはほど遠いチームであり、彼らに勝てるチームはいくつもあると指摘している。自身のYoutubeチャンネルで語った。

「彼らはおそらく、（トーナメントの）その組の側では5番目に優れたチームだと思う」

「リヴァプール、レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード、パリ・サンジェルマンより下位だ。アーセナルはそのグループの中で5番目に強いチームだ。信じられないことだが」

「彼らは昨年の成績からさらに遠ざかっている。後退していると私は思う。（選手の）採用を少し変える必要がある。プレミアリーグとチャンピオンズリーグで優勝しようとしているときに、CDM（ミケル・メリーノ）を前線でプレイさせることはできない。1月に機会があったが、獲得できる選手があまりいなかった。私なら間違いなくセンターフォワードに直行しただろう。100％だ。カイ・ハフェルツはまずまずの働きをしたが、間違いなく完全な9番が必要だ」

ベスト8ではレアルかアトレティコ、そこを勝ったとしてもおそらくリヴァプールかパリ・サンジェルマンが相手となる。
4月にはブカヨ・サカとガブリエウ・マルティネッリが戻ってきそうだとはいえ、マドリードの2チームは今のアーセナルにとってあまりに厳しい相手か。

ただし、昨季ドルトムントが決勝進出を果たすと誰も考えていなかったように、トーナメントでは何が起こるかわからない。可能性がある限り奮闘に期待したいが、果たしてアーセナルは今季どこまで勝ち上がれるだろうか。





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