レヴァークーゼンで活躍するヴィルツ(中央) photo/Getty Images
昨季はブンデスのMVPに輝く
現地4月27日にアンフィールドで開催されるプレミアリーグ第34節でリヴァプールはトッテナムと対戦する。今節をすでに消化している2位のアーセナルと勝点14差が付いており、引き分け以上で2019-20シーズン以来のプレミアリーグ制覇が決まる。
優勝を目前に控えたリヴァプールは、すでに移籍市場でも来季に向けた動きを見せるかもしれない。そのなかで注目を集めているのが、レヴァークーゼンに所属するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツだ。
10代でレヴァークーゼンのレギュラーとして活躍し、昨季はブンデスリーガ制覇にも大きく貢献。ドイツ代表としても地位を確立するアタッカーに対し、英メディア『GiveMeSports』は、同国メディア『caughtoffside』の記事を引用しつつ、リヴァプールが獲得のターゲットにしていることを伝えている。
「プレミアリーグ首位のリヴァプールは、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティとともに、この21歳の選手を注視しているヨーロッパのクラブの1つであると報じられている」
さらにレヴァークーゼンも慰留に努め、「2028年6月までの新たな契約を彼と結ぶことを望んでいる」とも報道。リヴァプールなど他クラブが獲得するには「約1億3000万ユーロ(約212億円)の移籍金を支払わなければならない」として、高額な移籍金がかかるとみている。
悲願のリーグ制覇まであと一歩と迫っている一方で、CLやカップ戦では悔しい結果に終わったリヴァプール。今季は比較的静かなシーズンオフを過ごしているが、シーズン終了後も名前を轟かせる可能性もある。