先制点を決めたファビアン・ルイス(左) photo/Getty Images
1stレグ同様接戦に
7日(現地時間)、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグでパリ・サンジェルマンとアーセナルが対戦し、2-1でパリが勝利した。
決勝戦進出をかけた両者の第2戦は、1stレグを0-1で落としたアーセナルが立ち上がりから攻勢に出る。
しかし、3分にミケル・メリーノが放ったヘディングシュートはわずかにゴール左に外れ、8分のマルティン・ウーデゴールのミドルシュートもパリのジャンルイジ・ドンナルンマに止められゴールを奪うことができない。
一方、序盤こそ劣勢だったパリは少ないチャンスを活かして先制に成功する。27分、アーセナル陣地左サイドからのフリーキックの場面で、ゴール前に蹴り込まれたボールのこぼれ球をファビアン・ルイスが拾ってゴール正面ペナルティエリア手前付近から左足でシュート。これがアーセナルのウィリアン・サリバに当たってコースが変わったもののゴールに突き刺さり、パリが前半を1点リードで折り返す。
2戦合計0-2となって後がなくなったアーセナルは、後半から攻撃のギアをさらに一段階上げて攻勢を強めたが、守護神ドンナルンマを中心としたパリの堅守を崩せない。すると72分、左サイドからのクロスボールが相手選手に当たって流れたこぼれ球をゴール前でウスマン・デンベレが拾ってアクラフ・ハキミにパス。ボールを受けたハキミが右足でゴール右隅にシュートを決め、パリが貴重な追加点をあげる。
アーセナルは76分にレアンドロ・トロサールの左からのクロスをゴール前にいたブカヨ・サカが押し込んで1点を返したが反撃もここまで。2ndレグを2-1で勝利したパリが2戦合計でも3-1でアーセナルを上回りファイナル進出を決めた。
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