やり投げで日本人史上初の金メダリストとなった北口 photo/Getty Images
2位とは3メートルも差をつけ優勝
陸上のセイコー・ゴールデングランプリが18日、国立競技場で行われ、女子やり投げでは、昨夏のパリ五輪金メダリストの北口榛花が5投目で64メートル16をマークし、大会連覇を飾った。
約2週間前に行われたダイヤモンドリーグ第2戦では、60メートル88で4位に終わっていた北口。
「やりがまっすぐに飛ばなかった」とその際の修正点をこの短期間で改善し、見事にビッグスローを披露した。
2位は、上田百寧で60メートル66。北口は3メートル以上の差をつけて他を寄せつけなかった。優勝インタビューでは「内容的にはバラつきがあった。まっすぐ飛ばない課題はまだあるけど、64メートルも完璧な形ではなくても投げられたことが自信になった」と振り返った。
また北口は「投げられるエネルギーは持っているのに、やりに伝わらないともどかしい。もっと良くなれば記録も上がる」と地力の成長の手応えと今後の飛躍を語った。
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