トリノで活躍するリッチ photo/Getty images
ACミランはモドリッチ獲得も決定的に
ACミランは王座奪還に向けて積極的な補強に動いている。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、トリノに所属するイタリア代表MFサムエレ・リッチ(23)は今夏の移籍市場でACミランに完全移籍することが決定したという。
エンポリの下部組織出身であるリッチは2019年7月に同クラブのトップチームに昇格すると、2022年1月にトリノへレンタル移籍。同年7月にはトリノへの完全移籍を決断し、同クラブでは加入後ここまで公式戦通算113試合に出場。昨季もセリエAで34試合に先発出場するなどクラブの中核として活躍していた。
そんなリッチだが今夏でのステップアップが実現する模様。同氏によると、トリノとACミランはリッチの移籍に関して2300万ユーロ+200万ユーロ、日本円総額42億円で合意に至ったとのこと。正式な契約締結は来週に予定されており、メディカルチェックも同時に行われるという。
若きイタリア代表のリッチだけでなく、今夏の移籍市場では39歳のクロアチア代表MFルカ・モドリッチの加入も決定的になっているACミラン。逸材とベテランMFのダブル加入で来季は王座を奪還することができるのだろうか。
左サイドから切れ込んだサムエレ・リッチが見事なゴール!#CagliariTorino pic.twitter.com/Lkm7XXiDQj
— レガ・セリエA (@SerieA_JP) January 27, 2024