レアルでプレイするヴィニシウスとムバッペ photo/Getty Images
アンチェロッティ体制ではそこに苦労した
急性胃腸炎で入院していたこともあり、現在のレアル・マドリードはFWキリアン・ムバッペを欠いた状態でクラブワールドカップ2025を戦っている。
すでに新指揮官シャビ・アロンソ体制はスタートしているが、まだムバッペを組み込んでの戦いは実現していない。
やはりポイントとなるのは、ヴィニシウス・ジュニオールとムバッペの共存だろう。攻撃の連携構築はもちろんだが、2人の守備貢献度を上げることが必要だ。
スペイン『MARCA』によると、元ドイツ代表選手であり、アメリカ代表や韓国代表で監督を務めてきたユルゲン・クリンスマン氏は、アロンソでも2人を守備に走らせるのは難しいだろうとの見方を示している。
「10人で守備をしても大丈夫なチームはメッシを擁するチームだけだよ。マドリーはムバッペ、ヴィニシウスを守備に組み込もうとしている。アロンソがそれを達成できるか?答えはNoだろう。両選手に守備をさせるのは難しいはずだ」
カルロ・アンチェロッティ体制ではそこが問題になったが、果たしてアロンソは攻守のバランスを取れるのか。今回のCWCではまだそこをチェック出来ていないが、新シーズンまでに準備が整うか。