アトレティコ移籍が決まったバエナ photo/Getty Images
総額5000万ユーロで加入
アトレティコ・マドリードは2日、スペイン代表MFアレックス・バエナ(23)の獲得を発表した。
ビジャレアルの下部組織出身のバエナは23-24シーズンは公式戦45試合で5ゴール18アシスト、24-25シーズンは公式戦33試合で7ゴール10アシストを記録するなどスペイン屈指のアシストマシーンとして知られている。
様々なクラブがバエナの獲得に興味を持っていたなか、最終的に総額5000万ユーロ(約85億円)ほどでアトレティコへの移籍が決まった。ラ・リーガでの経験も豊富で即戦力として期待される同選手は新天地での意気込みと一緒にプレイすることが楽しみな選手の名前を挙げたという。
「とても幸せだ。キャリアにおいて大きな飛躍を遂げている。スペイン、そしてヨーロッパでも最高のクラブの一つに加入することができ、ここにいられることに本当に満足している」
「ル・ノルマン、バリオスといった選手たちと代表チームでプレイできたことは、大きな刺激となり、幸運だったと思う。フリアン、そして何よりも世界的なスターで、私にとってサッカー界のロールモデルであるグリーズマンと共にプレイできることを本当に楽しみにしているよ」(スペイン『as』より)
ビジャレアル時代にチームメイトであったアレクサンダー・セルロートと再びプレイすることにもなるバエナ。指揮官のシメオネ監督については「非常に厳しい監督だと知っている」と語りつつ「自分の能力を最大限に引き出すために厳しい要求をされるのが好きだ。彼の指導を受けることをとても楽しみにしている」と新天地でのスタートに心を躍らせているようだ。
来シーズンこそタイトル獲得に燃えるアトレティコにとって、大きな補強となったが、シメオネ率いるチームでバエナはどんなプレイを見せてくれるのか、楽しみだ。