PSGでプレイするバルコラ photo/Getty Images
若手も多く、まだまだ成長できるチーム
2024-25シーズンは国内の支配に加えて悲願のチャンピオンズリーグ制覇を果たしたパリ・サンジェルマン。現在開催中のクラブワールドカップ2025でもベスト8まで進んでいて、この大会まで制してしまう可能性も十分に考えられる。
チームで飛躍の時を迎えている22歳のFWブラッドリー・バルコラは、今の調子でプレイできれば負けることはないと自信を口にしている。バイエルンとは2024-25シーズンのCLリーグフェーズ第5節でも対戦しているが、その時はバイエルンが1-0で勝利している。しかし今のPSGは当時から大きく進化していて、バルコラはそのリベンジも果たしたいと考えているのだ。
「バイエルンにリベンジを果たす絶好の機会になるかな。シーズン序盤にバイエルンと対戦した時はベストな状態ではなかったからね。今回はもっと良いプレイができると思う。僕たちが優勝候補?分からないけど、この調子でプレイすれば僕たちを止められないと思う」(『Bavarian Football Works』より)。
22歳のバルコラもそうだが、今のPSGは若い選手が多い。23歳のDFウィリアム・パチョ、ヌーノ・メンデス、25歳のMFヴィティーニャ、20歳のジョアン・ネヴェス、19歳のウォーレン・ザイール・エメリ、セニー・マユル、20歳のFWデジレ・ドゥエ、彼らは年齢的にまだまだ成長できる。
チームのピークはまだ先にあるとも考えることができ、さらに恐ろしいチームになっていく可能性がある。そこが今のPSGの面白いところだが、シーズンの序盤ではやられてしまったバイエルンに成長したところを見せるか。