移籍が近づくラッシュフォード Photo/Getty Images
復活の舞台はカンプ・ノウか
ポール・ポグバが、バルセロナへの移籍が決定間近と報じられているマーカス・ラッシュフォードについてコメントを残している。マンチェスター・ユナイテッドから1年間のローン移籍で合意に達しており、来夏には完全移籍のオプションも含まれているという。
『beIN Sports』のYouTube配信でポグバは「彼から背番号を奪った。ユナイテッドは偉大な選手を失うことになる。彼にとっては良いことだし、バルサにとっても素晴らしい補強だ」と語った。自身も2022年にユナイテッドを退団しており、ラッシュフォードの境遇に共感を示している。
ポルトガル人指揮官ルベン・アモリムが就任して以降、ラッシュフォードは構想外となった。1月からはアストン・ヴィラへ期限付き移籍し、17試合で4ゴール6アシストを記録。シーズン終了後もプレシーズンではチームから離れて個別調整を行っていた。
さらに今夏、背番号10はマテウス・クーニャに与えられ、退団が決定的となった。契約は2028年まで残っているものの、今後の構想には含まれていないとみられる。
ラッシュフォードはユナイテッドで通算426試合に出場し、138ゴール77アシストを記録。FAカップとEFLカップを2度ずつ、ヨーロッパリーグも1度制覇しており、クラブの象徴的存在であった。その男が、いまスペインでの再出発を図ろうとしている。