今季も9番ポジションはホイルンドか Photo/Getty Images
昨季は得点力不足が顕著
リヴァプールはフランクフルトからFWウーゴ・エキティケの獲得を発表した。アドオン含め最大で7900万ポンド(約157億円)の大型移籍で、昨季定まらなかった9番のポジションにこの23歳が収まることが期待されている。
チェルシーはイプスウィッチ・タウンからリアム・デラップをすでに獲得。アーセナルは昨季ポルトガルで54ゴールを記録したスポルティングCPのヴィクトル・ギェケレシュ獲得に間もなくこぎつけようとしている。プレミアリーグのビッグクラブに、注目のストライカーが続々と集まっている。
しかし英『Daily Mail』は、マンチェスター・ユナイテッドが新シーズンを新たなストライカーなしで迎える危険性が高いと報じた。パリ・サンジェルマンのランダル・コロ・ムアニ、アストン・ヴィラのオリー・ワトキンス、ライプツィヒのベンヤミン・シェシュコ、エヴァートンを退団したドミニク・カルバート・ルーウィンまでさまざまな名前が挙がっているものの、あまり具体的な動きはみられない。
マンUはマテウス・クーニャ、ブライアン・エンベウモの2人のアタッカー獲得におよそ1億3000万ポンドを投じたとされている。選手を売却することで資金を調達しようとしているが、アレハンドロ・ガルナチョやジェイドン・サンチョらの売却に苦戦しており、マーカス・ラッシュフォードも結局バルセロナへのローン移籍という形に落ち着いた。資金調達は順調とは言い難い状況だ。
昨季はリーグ総得点「44」に終わり、得点力不足が顕著にみられたマンU。これは昨季のプレミアでワースト5に入る少なさだった。前線を務めたラスムス・ホイルンドやジョシュア・ザークツィーにも批判の矛先が向いたが、新シーズンもこの2名を最前線に起用することになるのかもしれない。