レヴァークーゼンのグラニト・ジャカ photo/Getty Images
複数のクラブが獲得に興味
レヴァークーゼンの新指揮官に就任したエリック・テン・ハフ監督が同クラブのグラニト・ジャカの去就について言及し、移籍を認めない方針であることを明言した。
ジャカは2023年7月にアーセナルから5年契約でレヴァークーゼンに加入。
しかし、ジャカについてはサンダーランドやフェネルバフチェが獲得に乗り出しているとされ、ヨナタン・ター、ジェレミー・フリンポン、そしてフロリアン・ヴィルツに続く主力選手流出の可能性が取り沙汰されている。
こうした中、ドイツ紙『Bild』の取材に応じたテン・ハフ監督は、「このクラブは既に3人の重要な選手を放出した。我々がこれ以上選手を放出することはないだろう。それは不可能だ。それはチームの構造や文化をも傷つけることになる」と語り、さらに以下のように続けた。
「ジャカは我々にとって放出するにはあまりにも重要な存在だ。もしも彼が出て行けば、チームの牽引役というテーマについてのクオリティが著しく低下する」
レヴァークーゼンでスポーツディレクターを務めているシモン・ロルフェス氏は現地メディアの取材に対して「移籍はウィンウィンの状況でなければならない」とジャカの去就についてコメントし、条件次第で交渉に応じる姿勢を示していたが、現場の責任者であるテン・ハフ監督はジャカ抜きで新チームを構築することはできないという意見のようだ。