セリエCでのプレイからセリエA王者へ 地道にステップアップし...の画像はこちら >>

ウディネーゼでも結果を出してきたルッカ photo/Getty Images

夢見てきたCLでの戦い

昨季のセリエAを制したナポリは、さらなる戦力アップへ今夏にウディネーゼからイタリア代表の大型FWロレンツォ・ルッカを獲得した。

ルッカは下のカテゴリーから地道にキャリアアップしてきた選手で、まずはセリエCのパレルモからスタート。

そこからセリエBのACピサ、オランダの名門アヤックス、ウディネーゼの選手としてセリエAを戦い、そして今夏にイタリア王者への移籍を果たした。順調すぎるステップアップと言えよう。

新シーズンはチャンピオンズリーグでプレイするチャンスがあり、ルッカはナポリ移籍が理想的な選択だと語る。

「CLでプレイしたことはないけど、実際にスタジアムで観客の歓声を生で聞いたことがある。鳥肌が立ったよ。あそこでプレイするのが待ち切れない。ナポリはずっと第一希望だった。スクデット獲得のセレブレーションには興奮したし、僕も体験してみたいんだ」

「多くのクラブでプレイしてきたことが大きなプラスになっている。他の選手にも下位リーグからプレイしてみることをオススメするよ。そこでは根性が学べるからね。ここまで来るのにどれだけ努力したか、それは僕だけが知っている。アヤックスでは思うようにプレイ出来なかったし、故郷からも遠く離れていた。
こうした経験は成長するのに役立つものだ」(『Football Italia』より)。

ルッカはナポリで背番号27を着用することになるが、これについては「2+7は9だから。9番は使われていたから、これにしたんだ」と9番へのこだわりも見せている。同じ前線にはロメル・ルカクもおり、ルカクもパワーと高さがある。ハイタワーな2人が新シーズンに何を見せてくれるか楽しみだ。



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