判断が遅い? イタリアの名将はホイルンドがミラン移籍になかな...の画像はこちら >>

マンUからの退団が噂されるホイルンド photo/Getty Images

ミラン攻撃陣の解決策となるのか

今夏にライプツィヒからFWベンヤミン・シェシュコを獲得したマンチェスター・ユナイテッドは、昨季もなかなか結果を出せなかったFWラスムス・ホイルンドの放出を検討していると言われてきた。

現在はミランが買取OP付きのレンタルで獲得に動いているようだが、ホイルンドはなかなか移籍案に前向きになれなかったとされる。

マンUで戦い続けたいとの思いも持っていたようだが、このホイルンドの姿勢に納得していないイタリアの名将がいる。

ミランなどで成功を収めてきた名将アリゴ・サッキ氏だ。同氏はホイルンドがミラン移籍に乗り気に見えないことが不満なようで、もっと早く決断してほしいとメッセージを飛ばしている。

「ファン・バステンの話をしているわけではないし、今の欧州で最高クラスのFWについて話しているわけでもない。ホイルンドもまずまずの選手だとは思うが、最高クラスというわけではない。だからこそ彼の選択は理解できない。ミランから電話がかかってきたなら、すぐ飛行機に乗るべきだろう。サッカー界においてミランは神秘的なクラブだ。もちろんユナイテッドも伝説的チームではある。しかしミランが正式なオファーを出している一方で、ユナイテッドは自身を売却すべくあらゆる手を尽くそうとしている状態だ。あなたならどちらを選ぶ?」

「ストライカー不足を考えれば、ミランのフロントが彼を望むのは理解できる。しかしイタリアに来たいと思ってくれる選手、癇癪を起こさない選手でないとダメだ」(『Gazzetta dello Sport』より)。


サッキ氏はミラン移籍を躊躇する理由はないと考えているようだが、ホイルンドは前向きな思いでミランへ来てくれるだろうか。



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