慈善の心を忘れないサカ Photo/Getty Images
積極的に社会貢献を行うサカ
アーセナルのエースであるブカヨ・サカがひとつ善行を積んだ。自身の出身地でもあるイーリング・ロンドン特別区の4つの学校に、経済的に困窮する子供たちのために1000着の制服を寄贈したという。
イーリングはロンドン西部の自治区で、日本人が多く駐在していることでも知られている。サカは自身が通っていたエドワード・ベサム高校やグリーンフォード高校を含む4つの学校に制服を寄贈。8月7日の木曜日には制服を受け取っている子供たちや親、教師たちがいるところへ直接訪問し、彼らを驚かせたようだ。サカはユニフォームを配り、サインをし、大喜びの子供たちと写真を撮ったという。
サカはイーリング地区と深いつながりを持っており、2022年には自治区の名誉称号を授与されている。イーリング区議会の議長を務めていたピーター・メイソン氏の推薦によるものだ。メイソン氏はサカを「グリーンフォード高校で素晴らしい成績を収め、ブレントサイド・フィールドでプレイし、瞬く間にサッカーのトップリーグに進み、ウェンブリー競技場で国を代表する選手へと成長した人物です」と評した。
他にもサカは自身のルーツであるナイジェリアの子供医療慈善団体Big Shoeを支援し、手術資金を提供するなどの慈善活動も行なっている。さすがスーパースターといえる行動に、称賛が集まっているようだ。
※電子マガジンtheWORLD308号、8月15日配信の記事より転載