マンUファンの不満が爆発!? チケットに続き観戦の“お供”も...の画像はこちら >>

昨季のEL決勝。試合前にビールを飲んで士気を高めるマンUファン photo/Getty Images

近年の低迷が根本的な原因?

ついに新シーズンが開幕するプレミアリーグ。

新たな戦いへ向けて、多くのファンが胸を躍らせていることだろう。そんな中、とあることがマンチェスター・ユナイテッドの現地ファンを悩ませているという。 

とあることとは、スポーツ観戦の“お供”と言っても過言ではない「ビール」のオールド・トラッフォードでの販売価格が大幅に値上げされたことだ(なお、イングランドではスタンド内での飲酒は禁止)。

近年の難しい財政状況もあってか、すでに新シーズンのチケット価格の値上げを発表していたユナイテッド。チケットが毎年のように値上がりしていたこともあり、この時点で多くのファンの反感を買っていた。そして、今回の件でさらにファンの不満を爆発させることとなってしまった。

英紙『THE Sun』によると、英国でメジャーなラガービール『CARLING』のボトルは昨季から30%増となり、1本あたり「3.80ポンド(約758円)」から「4.95ポンド(約987円)」に。『MADRI』に至ってはなんと51%も値上げ。1パイント「3.80ポンド」だったものが、「5.75ポンド(約1146円)」になっている。

値上げの要因は「運営コストの増加」と「農産物価格の高騰」とのこと。ただ、それでも3年前の販売価格よりは安く、プレミアリーグの各クラブが販売するビール1パイントの平均価格である「6ポンド(約1196円)」は下回っている。同メディアも「他のクラブと比較すると、マンチェスター・ユナイテッドのビール価格は比較的お手頃なままだ」と伝えている。


確かにチケットやビールの値上げはファンの財布にとって痛手だ。ただ、ファンが不満を募らせる根本的な原因は他にもあるに違いない。近年なかなか“結果を残せていない”チーム状況の中で、観戦にかかるコストが上がることがファアンにとっては許せないのではないか。

現地のユナイテッドのファンとなれば、その血にクラブの歴史や魂が刻まれているものが多くいるだろう。チームがしっかり結果を残せさえすれば、値上がりしたビール代も気前良く支払ってくれるはずだ。来たる新シーズン、ユナイテッドファンは気持ちよくビールを飲むことができるのか。

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