マンチェスター・ユナイテッドのアモリム監督 photo/Getty Images
手ごたえはあったようだ
25-26シーズンのプレミアリーグ第1節マンチェスター・ユナイテッド対アーセナルの一戦が行われ、0-1でアウェイチームが勝利を手にした。
決勝点となったのは近年アーセナルの強みとして勝ち点獲得に貢献しているセットプレイから。
一方のユナイテッドは新戦力のマテウス・クーニャ、ブライアン・エンベウモが先発。後半にはベンヤミン・シェシュコが投入され、アーセナルを上回る枠内7本のシュートを放ったが、強固なアーセナルの守備を破ることはできなかった。
初戦から残念な結果となったが、指揮官であるルベン・アモリム監督は試合後に前向きなコメントを残している。『Sky sports』が報じた。
「(この試合で)最も重要なことは僕たちの戦いが退屈ではなかったことだ。選手たちを誇りに思う。試合中の彼らは本当に勇敢だった。ただ、ホームで負けてしまったのは残念だ。その結果を祝福することはできない」
「我々は昨季よりも攻撃的だった。よりスプリントし、勇敢で、試合を通して前からプレッシャーをかけていた。試合には負けてしまったが、昨シーズンとはまったく違う試合だったと思う」
結果的には敗れてしまったが、アモリム監督が言うようにユナイテッドはアーセナルに対して真っ向からぶつかることができていた。
昨季はアーセナルだけでなく他の対BIG6相手にも為す術もなく敗れてしまっていた印象だが、この試合では枠内シュート数でアーセナルを上回るなど、今後に期待できる内容だったのは間違いない。
実際にクラブOBであるギャリー・ネヴィル氏は「彼らの方が優れたチームだった」と古巣のパフォーマンスを称賛しており、アモリム監督がユナイテッドを暗闇から救い出すことになるのだろうか。