バルセロナのフレンキー・デ・ヨング photo/Getty Images
2年契約+1年の追加オプション
バルセロナがフレンキー・デ・ヨングに対して契約延長のオファーを提示し、両者の交渉は合意に近づいているようだ。
デ・ヨングの現在の契約は来年6月末で満了となる。
契約延長の話し合いが順調に進んでいる背景には、デ・ヨングの代理人が代わったことが大きく影響している。実は昨年11月にもバルセロナはデ・ヨングに対して3年間の契約延長を提示していたが、当時の代理人は交渉に応じなかったことからバルセロナはオファーを撤回。これに加えて、当時のデ・ヨングが右足首の怪我による長期離脱から復帰したばかりで本調子ではなかったため、移籍の可能性が取り沙汰される事態になっていた。
しかし、今年に入ってデ・ヨングが新たな代理人とエージェント契約を結んでからバルセロナとの関係は大きく改善し、さらにデ・ヨング自身のパフォーマンスも上向いたことから契約延長に向けた話し合いが行われるようになった。
タレントが揃うバルセロナの中盤で際立った存在感を示し、ジョアン・ラポルタ会長も「バルセロナのDNAを持つ選手」と全幅の信頼を寄せるデ・ヨング。彼との契約延長に成功すれば、それはバルセロナにとって何よりの補強となるだろう。