無敗続けていた町田ゼルビアは川崎Fに“5ゴール”許す…… 黒...の画像はこちら >>

町田の指揮官、黒田監督 photo/Getty Images

川崎Fに敗戦

2025明治安田J1リーグ第28節でFC町田ゼルビア川崎フロンターレと対戦し、3-5の敗戦を喫した。

この試合まで公式戦13戦負けなし、さらにその間12勝1分と圧巻の強さを誇っていた町田。クリーンシートも8試合あり、持ち前の守備力を発揮していたが、この試合ではまさかの5失点。

試合後、町田の指揮官黒田監督は「5連戦の最後のゲームをなんとか町田らしく終わりたかったのが本音ではあるんですが、あまりにも失点が軽率すぎたというのが印象です」とコメント。さらに続けて「かなりメンバーを変えざるを得ないなかで、そこの浸透度がもう少し足りないなと感じた」とも語っており、チーム全体の戦術理解度を上げていく必要性があるとも話している。

また伊藤やエリソン、マルシーニョといった個の打開力がある川崎の攻撃陣に苦しめられた件については「川崎さんのエリソンやマルシーニョといった個人のパワー、スピードというものに負けてしまったというのもあるし、これは我々がこれから大いにスキルアップしていかなければならないところ」と振り返っている。

今節の敗戦で順位を5位にまで落とした町田だが、首位の京都とは4ポイント差とまだまだ射程圏内だ。ここから代表ウィークに入るが、同監督は最後に「個人的には失点をしないチームがこれだけ失点をしたということを謙虚に受け止めながら、残り9試合にむけてまた体を休めて一つ一つしっかりと取り組みたいと思います」と話している。

ここからはACLEもスタートし、より過密日程になる町田。昨シーズンは惜しくも優勝に手が届かなかったが、今シーズンもタイトルレースに参加する町田の終盤戦に注目だ。


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