川崎Fの脇坂 photo/Getty Images
点の取り合いを制す
川崎フロンターレは2025明治安田J1リーグ第28節でFC町田ゼルビアと対戦し、5-3の勝利を飾った。
ホームに直近の公式戦13試合負けなしと好調な町田を迎えたこの試合は両者譲らぬシーソーゲームに。
2ゴール1アシストのエリソンやスーパーゴールを決めた伊藤達哉、後半から出場してチームの5点目を決めたマルシーニョなど個で打開できる選手らの活躍が目立ったが、忘れてはいけない働きを見せた1人がキャプテンの脇坂泰斗だ。
前節メンバー外となっていた脇坂は、この日チームの4点目と5点目をアシスト。前線の選手らがドリブルで突破するなか、ゴール前へのランニングをやめず、アタッカー陣を後ろから見事にサポートした。特に90+10分のアシストは印象的で、走り続けたキャプテンは足をつりながらもチームのために戦った。
また『SofaScore』によると、脇坂はこの試合で6本のキーパスを記録している。2番目に多い町田の相馬勇紀(3本)の倍となるキーパス数を記録しており、川崎の14番がいかにチャンスを作っていたのかがわかる。
絶好調の町田を撃破した川崎。順位は現在8位となっている。3日にはルヴァンカップの準々決勝1stレグの浦和戦も控えているが、ここから連勝街道を歩めるか。