オリーセ(中央)の成長は好材料 photo/Getty Images
この14人はメンバー入りの可能性が高い
豊富なタレント力から来年の2026ワールドカップでも優勝候補の一角に挙げられるフランス代表。毎年のように優秀な若手が出てくることもあってメンバー選考に悩むところだが、仏『Foot Mercato』は代表監督ディディエ・デシャンの中で柱となる14人がもう固まっていると伝えている。
その14人とは[4-2-3-1]のシステムをベースに、GKマイク・メニャン、DFジュール・クンデ、ウィリアム・サリバ、ダヨ・ウパメカノ(イブラヒマ・コナテ)、リュカ・ディーニュ。
MFオーレリアン・チュアメニ、マヌ・コネ(アドリエン・ラビオ)、FWマイケル・オリーセ、ウスマン・デンベレ、ブラッドリー・バルコラ(デジレ・ドゥエ)、キリアン・ムバッペの14人だ。
前線ではバイエルン所属のオリーセが急激に評価を伸ばしていて、右ウイングの1番手候補になる。パリ・サンジェルマンで売り出し中のドゥエでもスタメンに入れるかは分からないとの評価で、層の厚さは見事と言うしかない。
唯一気になるポジションとして同メディアが挙げたのは、左サイドバックだ。ここはミランからサウジアラビアのアル・ヒラルへ向かったテオ・エルナンデスの状態が気になるところで、同メディアはデシャンの中でテオは絶対的メンバーと計算されていないと伝えている。
兄のリュカ・エルナンデスもいるが、リュカは怪我の問題が気になるところ。一方の右SBはクンデに加え、チェルシーDFマロ・グストが伸びている。この2枚で盤石だろう。
残り1年でデシャンに猛アピールする若手も出てくるだろうが、基本はこの14人が柱になる。メンバーの多くはデシャン体制で長くプレイしている選手たちで、来年のW杯は集大成の舞台になる。