「王楚欽が復調しても勝てるのか?」松島輝空は中国人の王座を脅...の画像はこちら >>

拳にも力が入る photo/Getty Images

世界ランク1位で臨んだ初の大会で優勝

男子卓球の松島輝空選手が、中国・北京で10月1日から11日まで行われたWTTチャイナスマッシュシングルスで優勝した。10月5日付けの世界ランクで1位に輝いた松島選手が「世界王者」の貫禄を見せつける結果となった。



これに関し、『捜狐』や『新浪』といった中国の大手メディアは、松島選手の冷静な試合運びと、劣勢に立たされても諦めない粘り強さを称賛している。特に『捜狐』では、松島選手を卓球界に起こりつつある世界的な世代交代のトップランナーとして位置付け、今後の彼の戦いぶりが卓球界を牽引するとの見通しを述べている。2028年に迫ったロサンゼルス五輪に向け、最強の敵であるとみなしたようだ。

中国のSNSでも「(松島の前に世界ランク1位だった)王楚欽が復調しても松島に勝てるのか?」「世界ランク1位にふさわしい戦いぶりだった」と松島の脅威が声高に叫ばれている。その一方で、世界ランク1位獲得は王楚欽がチャイナスマッシュを欠場したことによるランキングポイント失効が主要因であり、中国のトップ選手と直接対決して勝利した上でランキングを上げたのではないこともあり「まだまだ王楚欽や林詩棟には勝てない」とする声も根強くある。

いずれにせよ、松島の真価が問われるのはこれからだ。チャイナスマッシュの決勝戦では、プレイ中にたかれるフラッシュに抗議して、審判からイエローカードを提示されるというハプニングもあったが、日本のファンは、表彰台の上でより強く、より多いフラッシュがたかれるような場面を期待している。

編集部おすすめ