オシャレというと、少し前までは”ぜいたく”というイメージがありました。しかし最近では、安価であってもデザインの良いものが増えてきています。



シンママ(シングルマザー)である筆者は、子どもの教育費や老後資金を貯めたいので「できる限り被服費にお金は使いたくない」「100円でも安いほうがいい」と常日頃から考えて買い物をしています。しかし切り詰めすぎると今度は心がカツカツになり、心に余裕が持てなくなるのも正直なところ。



かけるお金は少なくとも、できる限りのオシャレを楽しみたい! それは「オシャレをすること=自分を大切にしている」気持ちになれて、心に余裕をもって毎日を過ごせるようになるから。



その思いから買い物するお店を選んで工夫することで、「今日のワンピースとアクセサリーを合わせても2000円以下」で自分の満足がいくオシャレが楽しめるようになりました。節約をしながらオシャレを楽しむ方法を紹介します。



■300円均一のアクセサリーはデザイン性が高め



手持ちの服でも、身に付けるだけでオシャレ度をアップさせたり、季節感を感じさせてくれて便利なのがアクセサリー。ピアスやイヤリング、指輪やネックレス、またマニキュアやヘアアクセサリーといったものでも、今は100均や300円均一でデザインの良いものが購入できます。



数年前まではたとえばピアスを購入するのにも、アクセサリーを専門とする店で一つ1000円以上のものを購入したものでした。デザインの良いものなら2000円以上、ブランド物となれば1万円以上。一方でピアスはなくしやすい、壊れやすいといった問題もあり、もったいなく思うことも。



しかし特に今の300円均一は、デザイン性が高め。ピアスだけでも夏にはウッド調やシェル風、クリア素材、秋冬には布リボンやパール、ファー素材と季節感も豊富で、インスタでも人気です。

店舗に行けば女子高生からOL、ママ世代まで、あらゆる世代がアクセサリーを選んでいます。



一つ300円なら、1000円で好きなデザインのピアス・ネックレス・指輪がそろいます。筆者はネックレスが好きなので、シーズンごとに3種類購入。質の面ではもちろん差がありますが、特に育児中はアクセサリーをなくしたり壊しやすいので、日常使いで楽しむなら十分満足できます。



■古着屋でワンシーズン最大3着まで



以前に比べて洋服は安くなりましたが、値段が安いものだとデザインや質を我慢することになりがち。デザインも良くて、できれば質も良くて、安い物を買いたい! その願いを叶えたのが、ショッピングモールに入っている古着店でした。



古着でも流行りのエクリュカラーのトップスやパンツ、シルエットの良いギャザースカート、これからの季節に活躍するカーディガンなどが並ぶ店内。オシャレなお店と思いながら入るも、値段を見たところTシャツが300円、ズボンが700円、ワンピースが1200円と破格で驚きました。曜日によって20%オフになったり、季節ごとに半額セールも行われています。



古着のため、探せばデザインや質が良いものを見つけることもできます。長く着られることも考え、このお店を見つけてからは古着を購入するようになりました。古着店には穴場がある場合もあるので、試しにのぞいてみる価値はあるでしょう。



洋服は持ち過ぎると収納場所に困るので、ワンシーズン最大3着まで(夏のみ4着)と決めています。さらにワンピースなら1着で上下を兼ね備えるため、小さい子どもを追いかけまわさなくてもすむ年齢になってからは、ワンピースを多めに購入。ワンピースは着ていると気持ちが上がるアイテムでもあります。



数は少なくても古着屋で厳選した自分好みのものを着用することで、日々の心持ちは変わってきます。



■オシャレが気持ちを上げてくれる



シンママだと完全ワンオペ育児なので、どうしても自分の時間が持てなかったり、疲れ切ってしまうこともしばしば。でも、しんどいと思うときほど、アクセサリーやマニキュアを付けたり、オシャレなものを身につけるだけで元気が出たり、余裕ができて他人に優しくすることができます。



可愛いものを身に付けると女性の気持ちが上がるのは、いくつになっても変わりません。安くてもデザインの良いものが手に入る現代に感謝しつつ、オシャレを楽しんでいこうと思います。



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