「2022年こそ、キャリアを見つめなおし年収アップを目指す!」
そんな目標を立てている方も多いと思います。
さて、一般のビジネスパーソン、サラリーマン、サラリーウーマンの「年収」。
毎月の「給料・手当」と、勤務先の決算期末などのタイミングで支払われる「ボーナス(賞与)」をあわせて年間収入(年収)とするのが一般的な考え方でしょう。
では、その年収、どのくらいの金額をどのくらいの人が手にしているのでしょうか。
そして、私たちの年収は今後、上昇していく可能性はあるのでしょうか。過去から見てきて上昇してきたのでしょうか。
今回は、国税庁の開示資料をもとに、詳細を確認していきます。
【※参考記事】トヨタ自動車の給料はいくらか【2021年更新版】( https://limo.media/articles/-/26218 )
■「年収700万円超~800万円以下」は給与所得者の何パーセントか
2021年9月に国税庁が公表した「令和2年分 民間給与実態調査統計」によると、2020年の給与所得者の総数は5244万6000人。
そのうち、年収700万円超~800万円以下の給与所得者の人数は、2313万人。
これは全給与所得者のうちの4.4%に当たります。
働く人で給与を得ている人の約22人に一人は、年収で年収700万円~800万円の幅に収まるということになります。
また、全給与所得者の上位13.6%に含まれる年収レンジです。

出所:国税庁「令和2年分 民間給与実態調査統計」