「うまい、はやい、やすい」のキャッチフレーズで知られる「吉野家」は言わずと知れた牛丼チェーンのパイオニア的存在。
看板メニューの牛丼以外のメニューも豊富(※編集部注)ですが、実は「サイズ」の種類も実に豊富。
今回は、ガッツリ系の吉野家通が愛する「アタマの大盛」を詳しく解説しながら、おすすめの食べ方についても紹介していきます。
【※関連記事】吉野家のおすすめメニュー「季節限定・牛すき鍋膳」おいしい食べ方5選を実食レポ!( https://limo.media/articles/-/27083 )
■牛丼・吉野家「アタマの大盛」とは何ぞや?
肉は大盛・ご飯は並盛。これが「アタマの大盛」だ!

写真:LIMO編集部
吉野家の「アタマの大盛」とは、「肉が大盛で、ご飯は並盛」のサイズを指します。
「ご飯はふつうで良いけど、お肉はガッツリ食べたいよー!」そんな腹具合のときにオススメの注文方法です。
もともとは築地一号店の常連さんの間で裏メニュー的なポジションで存在していた「アタマの大盛」。口コミや噂が広がり、2013年には正式メニューに昇格します。
■【吉野家・アタマの大盛】ご飯だけが残る、あの物足りなさが解消
並盛のお肉の量は、ご飯に対してやや少なめに設定されています。よって、本能のおもむくままに、お肉からがっついた場合、程なくして「ご飯だけが余ってしまう」という寂しい現象がしばしば起こるワケですね。
アタマの大盛ではそこが解決。ご飯の量はそのままで、お肉だけが大盛。だから、ご飯の残り具合を気にせず、肉を食べ進めていくことができるのです。
「ご飯の残り具合を気にせずに、お肉をイッキにかきこみたい!」そんなささやかな願いをかなえてくれるのが、この「アタマの大盛」です。
■アタマの大盛は「牛丼以外でもアリ!」
豚丼や牛カルビ丼、唐揚げ丼などにも「アタマの大盛」でオーダーが可能。お肉のボリュームだけを増やしたい方はぜひお試しあれ!
■【吉野家・アタマの大盛】並盛・大盛と比較!お値段やカロリーはどうなの?
吉野家のホームページによると、牛丼各サイズの価格・カロリーは以下の通りです。
- 並盛(税込426円):635キロカロリー
- アタマの大盛(税込498円):724キロカロリー
- 大盛:(税込558円):846キロカロリー
実際の総量は吉野家の公式データには公表されていませんが、大盛は「肉とご飯ともに大盛」なのに対し、アタマの大盛は「肉だけが大盛」という点がポイント。
お腹は空いているけれど、炭水化物はちょっと少なめにしたい、そんなときにもおススメですね。
■【吉野家・アタマの大盛】おススメ食べ方3選
■その1:ふつうに食べる→ゴマドレッシングで味変させる!
牛丼×ゴマドレ!?

写真:LIMO編集部
まず半分くらいは、いつも通りに牛丼を食べてみます。少し味を変化させたい場合は、単品で胡麻ドレッシング(有料)を注文し、お肉の上にかけてみましょう。
牛肉の旨味とご飯にしみ込んだつゆにゴマ風味が加わり、一気に箸が進みます!
肉が増量している時にだからこそできる贅沢な味変。風味をガラッと変えたい時にはオススメです。
■【吉野家・アタマの大盛】現社長考案「お新香・卵・つゆ抜き」でもイケる!
■その2:「お新香月見つゆ抜き牛丼」
吉野家通にはもはや有名な食べ方。現社長の河村泰貴さんが発案された「お新香月見つゆ抜き牛丼」です。
現社長発案メニューはコレ!

写真:LIMO編集部
つゆ抜きの牛丼の上にお新香、そして生卵の黄身だけを乗っけます。七味をかけて食べると非常に美味。
残った白身は味噌汁の中に投入し、かき混ぜて飲めば卵スープになるというワクワク感のある食べ方なのです。
つゆ抜きなので黄身と混ざってもご飯がべたつきません。またアタマの大盛であれば、最後まで肉を味わいながら完食できそうですね。
黄身のまろやかさとお新香のさっぱり感、両方味わいたい人にはぜひオススメです!
■【吉野家・アタマの大盛】吉野家通が愛する「シンプルな味わい方」
最後は吉野家通の多くが愛する、シンプルな食し方をご紹介。
■その3:みんなが愛する「紅生姜とアタマの大盛」
シンプルさを味わいたい

写真:LIMO編集部
一回肉を端に寄せてからつゆだくの上に紅生姜をのせ、その上から肉をかぶせるていただくという素朴なスタイルです。
肉が増量されているので紅生姜をたっぷり入れても肉を邪魔することなく、吉野家本来の味をしっかり楽しむことができます。
■【吉野家・アタマの大盛】腹具合に合わせて、オーダーしよう!
吉野家の「アタマの大盛」について、じっくり解説しました。そろそろお腹が鳴るころでしょうか。
ちょっとだけボリューム感を出したい、ご飯を増やすのは悩むけどお肉はしっかり食べたい方など、自分のお腹に合わせてオーダーできるので是非試してみてください。
つゆだく・ねぎだく・ねぎ玉子など、気分に合わせてプラスでオーダーするのも楽しいですね。
■参考資料
- 吉野家「メニュー」( https://www.yoshinoya.com/menu/ )
- 【吉野家】1月8日から築地店で約90年間愛され続けた”粋”な食べ方「ねぎだく」が復活!( https://www.yoshinoya.com/2020/0107/ )