もうすぐ新年度がスタートします。



就職やはじめての一人暮らしなどのタイミングに合わせ、新しくクレジットカードを作る予定の人も多いでしょう。



クレジットカード選びの基準として、日ごろよく使うサービスやお店、そして携帯キャリアとの相性の良さなどが挙げられますね。



今回は、楽天カードとau PAYカードのスペックや特典を比較。それぞれのお得感を項目別にチェックしていきます。



【※参考記事】楽天プレミアムカードvsビューゴールドプラスカード【メリット・デメリット徹底比較】どちらにするか迷ったら( https://limo.media/articles/-/28268 )



■楽天カード・auPAYカードのスペック比較!



さいしょに、楽天カードとau PAYカードの基本概要を、早見表を使って比較します。



楽天カード vs auPAYカード



楽天カードとau PAYカード【比較早見表】スペック・特典どっちがお得か

写真:LIMO編集部



楽天カードの年会費は永年無料。au PAYカードも原則無料ですが、au関連の携帯料金や電気料金の支払いやカード利用がない場合、1375円かかる点には注意が必要です。



次では楽天カードとau PAYカード、各項目別に比較します。



■楽天カードとau PAYカード「ポイント還元率」の違いは?



さきほどの比較表を、それぞれの項目に分解してみていきましょう。



■ポイント還元率



楽天カード



  • 基本還元率:1.0%
  • 楽天市場:3.0%~13%
  • 楽天ポイント加盟店:1.5%~2.0%
  • 楽天ペイへのチャージ・利用:1.5%

au PAYカード



  • 基本還元率:1.0%
  • au PAYマーケット:最大16%
  • ポイントアップ店で:1.5%~2.5%
  • au PAYへのチャージ・利用:1.5%

楽天カードとau PAYカードの基本的のポイント還元率は1%。そのほかのポイント還元事情も、おおむね同程度といえそうですね。以下で深掘りしましょう。



楽天カードは、楽天PAYへのチャージ+楽天PAY利用で1.5%還元。

また、楽天市場の利用で3%還元となります。



楽天系サービスの利用状況に応じてポイント倍率がプラスされるSPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用できれば、楽天市場での還元率を最大13%までアップできる可能性も。



なお、au PAY カードはau PAY残高へのチャージ+au PAYの利用で1.5%還元、auでんきの利用料金に応じて最大で5%の還元となっています。auでんき加入の有無でポイントの貯まり具合に差がつきそうですね。



■付帯特典(入会特典・保険)



楽天カード



  • 保険:海外旅行傷害保険(利用付帯・最高2000万円)
  • 入会特典:5000円~最大8000円分のポイント(※)

au PAYカード



  • ショッピング保険(免責3000円・年間100万円まで)
  • 入会特典:最大1万円分のポイント(※)

楽天カードで旅行代金を支払った場合、海外旅行傷害保険が「利用付帯」となります。au PAYカードにはショッピング保険(年間100万円まで・免責3000円)が付帯しています。



入会特典でのポイント付与(※)について、下記で詳しく整理します。



楽天カード・入会特典の内訳



  • 通常の入会特典:新規入会2000ポイント+初回カード利用3000ポイント
  • 期間限定キャンペーンの入会特典(最大):新規入会2000ポイント+初回カード利用6000ポイント

au PAYカード・入会特典の内訳



以下1~3の合計で、最大1万ポイント



  • au PAYカードからのau PAY 残高へのチャージで10%還元→上限3500Pontaポイント
  • 上記1の特典が適用された場合のショッピング利用→上限3500Pontaポイント
  • 対象公共料金の毎月の支払いがある、またはETCカードの新規発行&利用→3000Pontaポイント
  • ■楽天カードとau PAYカード「追加カード&カードデザインは?」



    ■追加カード



    楽天カード



    • 家族カード:永年無料 無料
    • ETCカード: 年会費550円(税込)(※)

    ※楽天PontClubのプラチナ会員・ダイヤモンド会員は無料



    au PAYカード



    • 家族カード:無料※ただし、本カードに年会費がかかる場合は440円(税込)
    • ETCカード: 年会費無料、発行手数料:1100円(税込)(※)

    ※ETCカードを利用した際、発行手数料相当額が利用代金から差し引かれる



    楽天カードのETCカードは、楽天PointClubの上位2ランク(プラチナ会員・ダイヤモンド会員)であれば無料となります。



    また、au PAYカードは、au関連の支払い、かつカード利用が1度なければ年会費がかかり、家族カードも同様です。また、ETCカードを利用した場合、利用金額から発行手数料が相殺されるのため、実質無料といえます。



    ■カードデザイン・国際ブランド



    楽天カード



    • デザイン:12種
    • 国際ブランド:JCB/Visa/Mastercard/American Express

    au PAYカード



    • デザイン:1種
    • 国際ブランド:Visa/Mastercard

    デザイン、国際ブランドのラインナップについては、楽天カードに軍配があがりました。



    ■楽天カードとau PAYカードはどちらがお得?



    今回は、楽天カードとau PAYカードを比較しました。



    auユーザーであればauPAYカードを使うメリットは高そうです。また、楽天カードは楽天市場を始めとする楽天系サービスとの連携が強み。



    日頃のクレジットカード利用状況は人それぞれです。ライフスタイルによってどちらにお得感を感じるかには個人差があるでしょう。また、特典やキャンペーンを併用した場合、基本の還元率やカードスペックだけでは分からないメリットもあります。



    携帯キャリアや日頃の消費行動を振り返り、どちらかよりおトクかをチェックしてみましょう。



    ■参考資料



    • 楽天カード( https://www.rakuten-card.co.jp/ )
    • auPAYカード( https://www.kddi-fs.com/ )
    • auPAYカード「auでんき」ならお値段そのまま、ポイントでおトク!( https://www.kddi-fs.com/merit/denki/ )
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