私は本業が弁護士の兼業投資家です。
もともとはJ-REIT(ジェイ・リート:国内の上場不動産投資信託)専門投資家でしたが、数年前から個別株にシフトし、現在は主に優待銘柄を中心に投資しています。
2月はバレンタインデー、3月はホワイトデーと甘い物イベントがありますので今回はたくさんある3月優待の中から甘いスイーツがもらえちゃう優待銘柄をご紹介します。スイーツ現物、スイーツを選べるカタログギフト、スイーツが食べられる食事券など、盛りだくさんです。優待弁護士のほかにスイーツ弁護士の異名もある私の知識、経験、センスに基づいてセレクトしました。
その他の判断基準としては株価動向も加味し、戦略的に買っていきたい銘柄を選びました。
なお、株式市場はコロナショックで下落し、まだ回復途上にある銘柄もありますので、株を買うときは最新の株価を確認し自己の判断の責任で投資してください。
※ 楽天証券優待検索 より
第1位:寿スピリッツ
銘柄名 寿スピリッツ コード 2222 株価 6,710円 優待発生株数 100株、500株、1,000株 優待内容権利月 自社グループ製品のお菓子。100株は2,000円相当、500株は4,000円相当。
1,000株は4,000円相当の自社グループ製品のお菓子に加えて3,000円相当の自社お買い物券。
3月

地域限定ブランド菓子の製造販売を統括している会社です。優待品はもちろん自社の地域限定ブランドお菓子です。ふだん、首都圏のコンビニやスーパーなどではお目にかかれない珍しいお菓子がもらえます。
気になる株価動向ですが、コロナショック前の株価から大きく下落後、現在も回復途上にありますが、ここ数カ月は順調に株価が上昇しています。完全回復の日も近いのでは、と応援しています。
第2位:JFLAホールディングス
銘柄名 JFLAホールディングス コード 3069 株価 362円 優待発生株数 500株、1,000株、2,000株 優待内容権利月 食品カタログギフトから選択。500株は3,000円相当、1,000株は6,000円相当、2,000株は1万5,000円相当。
3月、9月

焼き鳥居酒屋など外食や、乳製品の生産、加工、国内外での食料品販売などを展開している会社です。優待品は食料品カタログギフトの中から好きな物を選択できるのですが、この食料品カタログギフトの中に、アイスクリームやゼリーなどのスイーツがたくさん掲載されているので、スイーツがよりどりみどりなのです。前回は練乳ミルク入り苺アイス、はちみつプリンとラスクセット、フルーツゼリーセット、フランス産マカロン詰め合わせ、3種アイスクリームと塩バタどらセットなどがラインナップされていました。
私はいつも2,000株で1万5,000円相当、すなわち3,000円相当の優待品を5品ゲットしています。2,000株といっても株価362円なのでそれほど投資資金がなくても大丈夫なのです。しかも3月と9月の年に2回優待品がもらえます。
気になる株価動向ですが、コロナショックで暴落後、まだ回復途上にあります。
第3位:フジ日本精糖
銘柄名 フジ日本精糖 コード 2114 株価 560円 優待発生株数 100株、1,000株 優待内容
権利月 自社製品の砂糖(グラニュー糖、上白糖)など。100株は1,000円相当、
1,000株は3,000円相当
3月
双日系の中堅製糖会社で業務用砂糖に強い会社です。優待品はもちろん自社製品のお砂糖(グラニュー糖、上白糖)などです。甘い物ど真ん中ということで砂糖現物です。このお砂糖を使ってお家でスイーツを自作してもいいかもしれません。株価560円と安いので100株でも5万6,000円で投資しやすい金額です。
株価動向ですがコロナショック後、現時点では回復しています。
第4位:バンダイナムコ
銘柄名 バンダイナムコ コード 7832 株価 9,059円 優待発生株数 100株~10,000株 優待内容権利月 ポイントに応じてこども商品券、イタリアントマト食事券など。100株は2,000ポイント、
500株は4,000ポイント、1,000株は6,000ポイント、5,000株は10,000ポイント、10,000株は20,000ポイント。
3月

ガンダムで有名なバンダイナムコです。玩具、ゲーム、映像ソフトなどの総合エンタメ企業です。
バンダイナムコなのになぜ甘い物? と思われると思いますが、優待品の中からイタリアントマト食事券を選択することができるのです。
イタリアントマトはトマトソースパスタが有名なイタリアンレストランですが、ケーキなどのスイーツメニューも充実しているのです。
私はいつも1,000株で6,000円分の食事券をゲットして池袋のイタリアントマトでケーキをいただいております。
株価動向ですが、コロナショック後回復し(コロナ直前約7,000円)、現在は9,000円まで上昇しています。
第5位:カッパクリエイト
銘柄名 カッパクリエイト コード 7421 株価 1,538円 優待発生株数 100株、1,000株、2,000株 優待内容権利月 株主優待カードのポイント。100株は3,000ポイント、
1,000株は6,000ポイント、2,000株は12,000ポイント。
3月、9月

回転寿司のかっぱ寿司で有名なカッパクリエイトです。大戸屋を買収したコロワイドの傘下です。株主優待カードのポイントはお店で食事券の代わりとして使用することができますが、食品カタログギフトの中から選ぶこともできます。私がおススメなのはこの食品カタログギフトの中にある「シルスマリア生チョコ3種のセット」です(5,000ポイント)。シルスマリアは横浜にある生チョコレート発祥のお店として有名です。優待品はこの生チョコのミルク味、ビター味、アールグレイ味が1箱ずつ3箱もらえるので、冷蔵庫に入れておけばしばらく食べ放題が満喫できます。
株価動向はコロナショック後に回復しています。
第6位:明治ホールディングス
銘柄名 明治ホールディングス コード 2269 株価 7,190円 優待発生株数 100株、500株、1,000株 優待内容権利月 自社製品お菓子詰め合わせ。100株は2,000円相当、500株は3,500円相当、
1,000株は5,000円相当。
3月
お菓子メーカーで有名な明治ホールディングスです。優待品はもちろんチョコレート系のお菓子、カールなどのスナック菓子、グミ、レトルトカレーなどたくさん詰まっています。株価がまあまあ高いのでハードルは高めですが、チョコレートと言えば明治なので、保有してみたい銘柄ではないでしょうか。
株価動向はコロナショック後、回復しましたが、ここ数カ月は下落トレンドにあるようです。
第7位:日本KFCホールディングス
銘柄名 日本KFCホールディングス コード 9873 株価 2,834円 優待発生株数 100株~1,000株 優待内容権利月 自社店舗のお買い物券。100株は500円分、300株は1,500円分、
500株は2,500円分、1,000株は5,000円分。
3月、9月
ケンタッキーフライドチキンで有名な日本KFCホールディングスです。優待品はお店で使えるお買い物券です。ケンタッキーというと、どうしてもフライドチキンを思い浮かべてしまいますが、意外にスイーツも充実しているのです。例えば、今の時期だといちごチョコパイ(230円)、クラッシャーズストロベリーミルフィーユ(390円)、クラッシャーズクラシックショコラ(390円)がおいしそうですよね。
株価動向ですが、コロナショック後、回復途上にあるもののここ数カ月はボックス圏内で推移し株価は安定しています。
第8位:ヤクルト本社
銘柄名 ヤクルト本社 コード 2267 株価 5,320円 優待発生株数 100株、1,000株 優待内容権利月 自社商品詰め合わせ。
3月、9月
大人から子供まで、認知度が高く、親しみのある飲料のヤクルトです。
株価動向ですが、コロナショックから回復した後、再度下落した時期もありましたが、ここ数カ月は緩やかに上昇している感じです。
第9位:エスリード
銘柄名 エスリード コード 8877 株価 1,498円 優待発生株数 100株 優待内容権利月 グルメカタログギフト3,000円相当。
3月

マンションの企画開発、販売がメインの会社です。優待銘柄ではよく出てくる常連さんです。優待品はグルメカタログギフト3,000円相当の中から1つ選ぶことができます。カタログギフトは8~12月で月ごとに優待品が異なるので、いつどれを選ぶか悩むのが楽しいです。私のおススメは巨峰フルーツゼリーです。もちろんメロンや桃、ミカン、梨などフルーツそのものも選ぶことができます。
株価動向ですが、コロナショックから回復途上にあり、ここ数カ月は上昇トレンドとなっています。
第10位:銀座ルノアール
銘柄名 銀座ルノアール コード 9853 株価 831円 優待発生株数 100株、500株、1,000株 優待内容権利月 店舗で使える飲食券。
1,000株は1万円分+3,500円相当のオリジナルアイスコーヒーセット
3月

喫茶店として有名な銀座ルノアールです。優待品は店舗で使える飲食券です。ルノアールのコーヒーは1杯600円以上するので、他の喫茶店よりも割高に感じてしまいますが、店内は広々とゆったりしていて落ち着くので、本を読んだりPCを持ち込んで仕事するには最適の喫茶店です。ルノアールのメニューでおススメなのが、コーヒーとよく合うケーキです。私がいつも食べるのは20層のミルクレープ(490円)です。ほかにもアイスチーズケーキ、ベルギーチョコレートケーキや苺のコンポートなどもあります。ケーキは単品では注文できず、コーヒーとセットで注文することになるので合計で1,000円ちょっとになります。そんなときに優待でもらえる飲食券(1枚500円分)を使うととても助かります。
株価動向ですが、外食産業のためまだコロナショックから完全には立ち直れず、回復途上にありますので、応援の意味もこめてランキングに入れました。
(澤井 康生)