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高配当株になりやすいのはどんな株?の画像はこちら >>

株価に対する株主配当利回りが高い株は「高配当株」と呼ばれます。

一般的に、高配当株になりやすいのは①~③のどれ?


  • 業績の急成長が続きPERが高い成長株
  • 増収増益が続きPERも比較的高い優良株
  • 業績が安定推移していて、PERが低い高財務株
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ヒント


 

株主配当は基本的に、その企業が毎年上げる利益から支払われます。そのため、株価が利益の何倍まで買われているかを示した株価収益率(PER)が高く、利益水準に比べて株価が高い企業の配当利回りは低くなりがちです。


 

解答


 

3:業績が安定推移していて、PERが低い高財務株


配当利回りは「1株当たり株主配当÷株価」で計算します。PERの計算式は「株価÷1株当たり利益」です。PERが高い企業は、会社の上げる1株当たり利益に比べて株価が割高なため、その利益の中から支払われる株主配当の利回りも低くなってしまいがちです。②の増収増益が続く優良株の中には多少PERが高くても高配当利回りの株もあります。ただ、株主配当利回りが高くなるためには、③のように業績が安定していて、しかも低PERで、利益からの配当支払い余地が大きな割安株のほうが有利です。さらに、無借金経営だったり自己資本比率が高かったりするなど、高い財務力のある企業のほうが高配当株として安心して投資できます。


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(トウシル編集チーム)

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