キハ40系が、また姿を消していきそうです。
JR北海道が2020年12月9日(水)、来春のダイヤ見直しについて発表。
室蘭本線は、苫小牧~室蘭間の66本中43本がH100形になり、所要時間は最大11分(平均4分)速達化。東室蘭~長万部間は20本すべてがH100形になり、所要時間は最大11分(平均8分)速達化されます。
JR北海道のH100形電気式気動車(画像:JR北海道)。
宗谷本線の旭川~名寄間は、37本中34本をH100形で運転。駅の廃止やダイヤ調整とあわせて、所要時間は最大31分(平均13分)速達化されます。
石北本線の旭川~上川間は、23本中2本をH100形で運転。駅の廃止とあわせて、所要時間は最大7分(平均5分)速達化されます。
キハ40形などで運転している気動車列車の一部を、2020年3月に運行が開始された新型車両H100形へ置換えるもので、JR北海道は「所要時間を短縮するほか、車両の冷房化や低床化、車いすスペースや車いす対応洋式トイレにより、快適にご利用いただける」としています。