道路も被災し、一部区間では代行輸送のめども立っていません。
青島~志布志で鉄道が大規模運休中志布志駅に停車中の日南線の列車。
JR九州は2021年9月24日(金)、今月上陸した台風14号で被災し青島~志布志間で運休が続く日南線について、バスによる代行輸送を27日(月)から実施すると発表しました。
日南線は9月16日に上陸した台風14号の影響で、内海~小内海間で土砂流入が発生。青島から先が運休になっています。今回は、日南線に並行する国道220号も被災し、折生迫~小内海間に相当する区間で通行止めになっています。復旧に時間がかかることが見込まれるため、日南線は運休となっている青島~志布志間のうち、今回はまず北郷~志布志間のみでバス代行輸送を開始します。
代行バスの輸送体系は志布志~飫肥(一部は北郷まで)および南郷~北郷~宮崎の2経路で、宮崎発着便については北郷から飫肥杉峠を越えて北上し、田野ICから宮崎自動車道を利用するというルートで、南宮崎駅まで直行するというルートになっています。
いずれも平常時よりも本数は大幅減。たとえば飫肥駅の発車時刻でみると、志布志行きは7時07分発の次は15時13分発となっているなど、注意が必要です。
JR九州は、バスによる代行輸送は「当面の間」としています。