JR九州が発足30周年を迎える2017年4月1日、制服を一新。車掌や運転士は黒い生地を基本に金やグレーのパイピングがあしらわれ、つばめのエンブレムが配置されます。

2017年4月に発足30周年を迎えるJR九州

 JR九州は2016年12月5日(月)、社員の制服を一新すると発表しました。

 着用開始日は会社発足30周年を迎える2017年4月1日(土)。制服を新しくすることで、JR九州のイメージアップや社員のモチベーションアップを図り、社業のさらなる発展を目指すといいます。

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ダブルジャケット(左2人)は駅長や新幹線車掌らが着用、シングルジャケット(右2人)は駅員や運転士、普通列車車掌らが着用する(写真出典:JR九州)。

 デザイナーは、ロウタスインターナショナルのクリエイティブディレクターである嶋崎隆一郎さん(「崎」の字の右上は「立」)。「無印良品」のメンズデザインを担当したのち、現在は複数のファッションブランドやユニフォームデザインを手掛けているほか、洋裁に関する出版活動や大学講師としての活動も行っています。

 トータルアドバイザーは、これまでJR九州の観光列車を多数デザインしてきたドーンデザイン研究所の代表取締役、水戸岡鋭治さんです。

新制服それぞれのデザインは

 駅長、副駅長、新幹線車掌、特急列車車掌が着用する新制服はダブルジャケットで、黒の生地に金のパイピングがあしらわれたデザインです。つばめをモチーフにしたエンブレムも配置されています。

 駅員や運転士、普通・快速列車車掌はシングルジャケット。黒の生地を基本に、グレーのパイピングがあしらわれ、つばめエンブレムも配されます。夏服はブルー生地の半そでシャツにノーネクタイです。

会社発足30周年に制服一新 つばめエンブレムを配置 JR九州

駅員や運転士、普通列車車掌らが着用する盛夏用の新制服(左2人)と、技術系制服(写真出典:JR九州)。

 乗務員を除く駅員、旅行支店などの女性社員は駅員や車掌と同じシングルジャケットのほか、スカーフ、スカート、ベストを着用できます。スカーフは金色でシルク100%です。技術系制服はグレーの濃淡色とされます。

 JR九州は「来年度からは、新制服とともに、より一層安全、安心、快適なサービスをお客さまに提供してまいります」としています。

【写真】スカーフなども着用できる女性用接客制服

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スカーフ、スカート、ベストを着用できる女性用の接客制服。乗務員を除く駅員や旅行支店などの社員が着用する(写真出典:JR九州)。

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